知られているようで知られていない毛周期について

毛髪はどのようにして成長しているのか?
そして、毎日髪が抜けてしまう理由を知っていますか?

毛髪は毛母細胞と言う、毛髪を作るため専用の細胞により成長します。
この毛母細胞は身体の中で、最も細胞の分裂が活発に行われている場所です。
毛乳頭(毛根の付け根にある球体の部分)は、毛細血管から栄養を受け取り、毛母細胞に栄養を渡します。
毛母細胞は、受け取った栄養を使い細胞分裂を繰り返す事で上に向かって成長します。


このように毛髪には規則正しい習慣があるのです。

成長期 毛母細胞の活動が活性化し、髪が太く長く伸びます。
    期間は5年と言われています。
退行期 毛母細胞の活動が極端に弱くなります。
    これにより十分な栄養を細胞分裂に使えず、髪が伸びにくくなるのです。
    期間は14日前後と言われています。
休止期 毛母細胞が休眠に入り完全に活動を停止します。
    休止期を迎えた髪は一切伸びることはありません。
    期間は3か月前後と言われています。

この3つの規則が繰り返し行われる事をヘアサイクルと言います。


このヘアサイクルなのですが、人間の一生で考えると15〜17回程度。
毎日抜ける毛を見ていると、思っていたよりも髪の入れ替わりが少ないように感じませんか?

人の髪の毛の本数は、個人差にもよりますが、6万本〜15万本。
多い人と少ない人とでは倍以上違うのですが、一般的には10万本程と言われています。

成長期の髪は、全体の80〜90%にあたる8〜9万本
退行期の髪は、全体の5〜10%にあたる5千〜1万本
休止期の髪は、全体の5〜10%にあたる5千〜1万本

なぜ、髪が抜けるのか?
休止期で活動を終えた髪の下から、新しく成長期を迎えた髪が生えてくるからです。
そのため、成長期の髪が休止期の髪を押し上げるため、髪が抜けるのです。
これが、休止期に入っている髪、全体の5〜10%にあたる量が抜けていく理由です。

5千〜1万本と聞くと凄い量に感じますが、ヘアサイクルは髪の1本1本により時期が違います。
1日平均にすると抜け毛の量は50〜100本程です。
このように抜けた髪は、成長期を迎え再び生えてくるので、心配しないでくださいね。